―今回のサクラカプセルという作品について、どう思われましたか

まずシナリオを読ませていただいた段階で、大号泣でしたね。私にとって初めてのアニメ作品なんですけど、大宮プロデューサーを筆頭にまさにスタッフ一丸となってこだわり抜いた作品だと思っています。ヒロインの少女たちが大人たちを突き動かしているなって思いました。

 

―サクラカプセルのEDを歌うということでどんな思いで歌いましたか

タイムカプセルにいれて、大事に持って入れるような歌にしようという思いで歌っていますね。私自身、EDの歌を担当しつつ、看板娘としてシナリオの段階から、アニメが作り上げていく行程をまさにこの目で見させて頂いて、どれだけ努力があったとか、細部までのこだわりがあったとか、何度思い出しても自分の糧になると思うので、まさにタイムカプセルにしまっておこう、また思いだそうという気持ちですね。

 

―今回アフレコ現場も見学されて、実際に見てみてどうでしたか

アフレコ現場、すごかったですね!本当にアニメがこうやって作られるのが聞いたことはあっても、見たことはなかったので、すごく新鮮でした。見たことによって、思いが一層深まりました。

 

―この曲は歌唱以外に作詞も担当されたということで、作詞に関してのこだわったポイントや苦労した点はどこですか

(こだわりや苦労した点が)めちゃくちゃ多すぎて、どこから言おうかなって悩みます(笑)作詞に関して、さらっと簡潔にいうと郁(メインヒロイン)の続きを自分の中で書いた歌詞にしました。郁の物語、今後続いていった物語、ヒロイン達みんなの続いていく未来とか、桜の下に埋めたタイムカプセルにただ物としてだけでなく、手紙だとか物だとかだけではなく、幼い郁たちにとって大きな出来事、たとえば誰かを思いやることとか、自分は一人では生きていっていないんだということとか、苦悩を乗り越えていく術とかをたくさん学んでいったと思うのですけど、そんな他愛もない日々が詰まっているような内容。郁たちの同じ年代の子にはありのままを大事にして欲しいし、郁たちの時代を通過した私たちのような大人には思い出して欲しい気持ちっていうのを、そのいつの間にか掘り起こすような、胸の熱さを思い起こすようなそんな感じを込めた歌詞にしました。

 

―番気に入っている、こだわりのフレーズは

こだわりだらけなんですけど、ミッチー(音楽プロデューサー・ED作曲)のギターソロだと思っていますね(笑)自分のことに関しては、本当に全部一個一個こだわりがあって聞いて欲しいんですけど、静かになるサビのところだけ少しサビの内容をかえているのですよ。そこには個人的な思いもたっぷり乗っているので、そこを聞いて欲しいです

 

―オーディションを経て自分が歌うと決まったときはうれしかったですか

実感がわいたのはいつだろう。でも、全部の行程に意味があるから、常に実感していますね。それは何かが、曲ができたにしろ、レコーディングが終わったときにしろ、絵コンテがあがったときとか、本当にそういう一つ一つに実感がわいてますね。

 

―今回PVも撮られていますが、PVでの思い出をお願いします

桜前線を追って、青森まで行って撮ったこともあったんですけど、そのときはヒロインちゃんの一人にもお会いできて、どっちかというとPV撮影を楽しむより、その地方・地域を楽しんでいましたね。青森の思い出に残っているのは、桜を個人的に拾ってきたんですよ。東京で花を押し花にして栞にしたいなって思って持って帰って来たんですけど、良い感じに色がくすんで、押し花ってどうやってつくるんだろうって・・・(笑)良い感じに色がくすんでましたね。それが思い出かな。

 

―最後にメッセージをお願いします

「あの桜の木の下で」というタイトルは、大宮プロデューサー方々がサクラカプセルを立ち上げたときの最初の仮題だったのですが、原点回帰ではないけれども、たまには昨日だったりとか、それより昔のしまっていた大事な思い出だったりをこの曲、このアニメと一緒に思い出して、掘り起こしてみてください。